【情報局ＴＯＰへ】【水商売入門Ｘ】

指名制

何度も書いてきたがキャバクラのシステムは『指名制』がほとんどである。
指名料を払って、お客さんはお気にいりのホステスを呼ぶことができる

『指名』の個数でホステスの日給・時給などのお給料が変わってくる。

どんなに、お客さんに気に入られても・・・・自分に『指名』が入らないと、意味がない。

さらに指名には『本指名』と『場内指名』というのがある

お客さんがそのホステスを目当てで来るのが『本指名』であるので

お店の中で選ぶ『場内指名』よりも５倍は偉いと思う

そのぐらい『本指名』をもらうということは大事・・

その点『場内』は店内で気に入ったこコを呼ぶのだから、努力なしで指名をとれるだろう。

店の外からお客を呼ぶのと、店の中で、横に座ったお客から、一時的に呼ばれるのでは大違いなわけで・・

まぁ見た目よく場内から本指名に発展すればいいので・・・

またキャバクラは個数で勝負、クラブは売り上げの単価によるので・・・そこが根本的な違いであり

まるでボクサーと極真カラテ・・

【キャバクラはボティーブロー】といっていいだろう【クラブは一撃必殺】かもしれない（笑）

たとえになってなくて、すいません

お客さんは【指名】を入れて、ホステスを口説く！
ホステスはお給料を稼ぐため【指名】をもらえるように営業する
黒服は【指名】をとらせるために、サポートをする
お店は【指名】によって【売り上げ】が上がる

関係図でいえばそういうことでしょうか・・・

どうせそのお店で働くのであれば、同じ時間はたらくのであれば

もちろん頑張ったほうがよい（もちろん自分の為だが・・・）

基本的にはホステス業とは【個人経営者】と同じだと思う！

【指名】をとろうとする意欲があるのと、ないのとでは【天と地】ぐらいのお仕事の差がでる

特にキャバクラのお店側にとっては【指名】を取れると思って採用しているので（ヘルプ採用はないと思う！）

何もしなかったら、あっというまに【クビ】になってしまうのも事実　そういう【人気商売もの】である

本指名

『本指名』をとるためには、営業は欠かせない！お店に初めての来店・又は連れの紹介で来た場合は

『フリー』のお客さんということになる　このお客さんを次回また来てもらうためには、

『気にいったホステス』を作らなければならない。その席につける作業は『黒服』の仕事だが、

ここで、センスが悪いと（お客さんの好みにマッチしていないと・・）お客さんは楽しめなくなり

次回『また行こう・・』とは思わないだろう！

席に付いたホステスの魅力で

お客さんが次回【本指名】で来て、それがお店のお客さんになるという構図である

接客をする際は魅力を出してお客さんに・・

【擬似恋愛】くらいの姿勢で近づかないといけない。

どうでもいいくらい【ただお酒を作るくらい】の接客では【本指名】をとるのは【難しい】からである

そういうと手厳しいかもしれないが【お客さんに気に入られるということは・・・

働いているお店の中で一番気にいられるのはもちろん

そのお客さんが他のお店に行くようだったら、

そこの他店のホステスよりも魅力がなければならないからである

そういうのを乗り越えるための【営業】は【擬似恋愛】以外ないと考えている。だからこそ、苦労して

獲得した【お客さん】を横取りされたらもめるのは当然のなりゆきかもしれない。

『お客様の来店目的』

【来店目的】はなんだろう？

キャバクラに飲みにくるお客にはもちろん直接聞けないが・・・

接客していたホステスに後でたずねてみると

１★ホステスと口説いてエッチがしたい・彼女にしたい・結婚願望がある

２★そこまで、口説きには固執していなく、わいわい飲みたい、この空間で楽しめるから・・来ている

３★『取引先』『部下』などの接待で使う

４★女性と飲む、お酒が好き・友達が少なく、さびしいから来てる

こういう理由がほとんどである。しかも７〜８割方１★の理由だと思う。

『男と女』だからそれしかないだろう！４★だけの理由だったら、お店は潰れると思う

例えば２時間くらいで会計が３万くらい支払うってことは

１日１００００円の日給の稼ぎの人には、ものすごく高い料金だろう

オンナとやりたきゃ

・・・それじゃ『ソープランド』にでもいけば・・・というかもしれないが・・・

お仕事としてのエッチとプライベートじゃまったくもって違うと男は考える　そういうもので

職場はお客さんは口説いてナンボ・ホステスさんは口説かれてナンボ！の世界である

だから５年〜１０年くらい
通っているお客さんは『絶対、１回くらいはいい思いしている』ハズ　間違いない・・・

（間違っていたら、ごめんなさい）

お客さんに口説かれて、『擬似恋愛』から本当の『恋愛』になっても

全然不思議ではないし、そういうものとの戦いがNO１になってゆくプロススだとおもう

『ヘルプ』〜『場内指名』へ

【指名】したコが、他のテーブルに行っている時に（他の客にも指名も受けているため）

繋ぎで席につくのは【ヘルプ】である。良いヘルプができないと一人前とはいえないという言葉がある

１★【ヘルプ】は【他の指名客】には営業できない

２★【ヘルプ】は【指名のコ】の誹謗中傷・悪口はいってはいけない

３★【ヘルプ】は【指名のコ】が戻ってくるまで、お客さんを楽しませなければならない

１★と２番★【タブー】な事柄である。

なぜならヘルプのコが逆に、反対の立場だったらもちろん困るから

お店の黒服がまず新人に教えることのなかの一つである　タブーな事柄

ただしもちろんそういうのを、黙認してどんな形でも・なんでもどんどん【営業ＯＫ】のお店もある！
でも、まともなコだったら、速攻で他の店に移ると思うのでデメリットもあるけど・・

何でもOKだとメリットは【いつもお客が奪われるから、常に頑張らないといけない】

だけで・・・たいした効果はない

ホステスも【どうせ、お客を呼んでも、みんなに営業されるだけで・・・面白くない！

そのシステムではお客さんには好都合でも、

ホステスがそれによってお店に定着しないと、お客さんもお店にこなくなるので

あまり良いシステムとは思えない！一部のお客さんは楽しめると思うけど・・・

良くないのは指名をもらっている、

残念だが売れっ子ホステスの中には、【ヘルプ】を大事にしないという人もいる

売れっ子のホステスが露骨に優越感などを出そうものには
１★・２★にすぐ繋がる・・・そして、発覚してお店でトラブる

これもまた、よくあるパターンである。本当のできるホステスというのは【ヘルプ】のコを大事にするだろう。

大事にされたヘルプもそれに応えようと協力すものである。もしも新人のヘルプの接客で

問題がある場合は教えてあげるなり、黒服に直させるなり、いろいろと方法があるはず！

無神経にお客の前でいじめたら、そのヘルプは終わってしまう　そのことの積み重ねにより

ある日お店が超満員で、ヘルプがいないとなったら、そのいじめたホステスにも災難は

降りかかってくるのである。（指名客が重なり、席をはずれても、ヘルプ不足から
誰も席につかなかったなど・・・）

男子スタッフがドンドン入店させても、ドンドン辞めたら、ホント意味がない

だから指名のコが味方をしてくれる【ヘルプ】を【場内】指名をいれてあげたり・・
お客が指名のコ以外で次に気にいっているコを見つけてあげたり
協力することで自分の価値もあがると思う

すると

その【ヘルプ】が【場内指名】へ変わるかもしれない・・・
そのことで、協力してあげたコは恩義を感じるし　印象よいままよいヘルプが育つ

そういうチャンスは突然にいくつもあるし、小さなきっかけで人は変わる

間違っても『どうせ私はヘルプだから・・・・・』みたいなホステスにはならないように

『場内指名』〜『本指名』へ

【場内指名】は先ほども書いたが・・・・

お店の給与システムが指名の個数やＰＯＩＮＴ制のときは

【本指名】よりはランクダウンになる　そしてここから【本指名】になるには？

１★【本指名】のコが移店・退店したので、【場内】から繰り上がった

２★【お客さん】がいままで呼んでいた【本指名】のコからのチェンジ！
　　　（おきゃくさんが選ぶ分には、【指名替え】は全然ＯＫである。
ただしクラブは【永久指名】なので、１番の理由以外の指名替えは×）

３★【お客さん】がお連れさんを連れてきたときに、【本指名】のコから、呼んでもらった
　　（連れの方に・・・本指名で入れてもらったなど！）

４★【本指名】のコとお客さんが喧嘩中！または、ホステスがＯＦＦの時飲みに来た場合！

５★【フリーのお客】→【その日場内】→【次回来店時・本指名】

１★・２★はセオリー通りの　チャンスと言えよう。
３★は　一時的なものに過ぎずもし　その【チャンス】をいかせれば、
そのまま次回から単独で来たときなど・・【本指名】になるだろう。　　

でもメインのホステスが勝手に選んだだけなので･･･

お客さんの好みと外れていて　他に気にいるコができてしまう可能性は高い

４★も、一時的なものかもしれないし・・お客の本心がよみとれないのであれば
　喧嘩をやめさせて、元のサヤに収まるようにしてあげることが
　ホステス同士の借りもできず、逆に自分にとってプラスになるであろう

５★はお客作りの【最強パターン】といえよう。ぜひホステスはこうなって欲しい（お店もそう願っているはず！）

【情報局ＴＯＰへ】【水商売入門Ｘ】