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やおきち事件簿NO,3


やおきちVSホスト




まだ俺が イケイケ(死語)のマネージャー時代♪

もう営業時間は12時を過ぎていて『電車がなくなる〜』と慌てて帰るお客さんもいて、
お店はひと波過ぎ去った感じだった。

事件は1本の携帯電話であった!

K実:『あっ!お仕事中ごめんねっ!今日終わったらなにしているの?』
   『今、友達と池袋にいるから、
    もし迎えにきてくれたら 明日から働いてもいいよっ!


この無邪気な声はK実だった。K実とは新宿のとあるキャバクラの売れっ子で
俺が休みを利用して飲みに行ったときから、引っ張ろうとコンタクトを取っていた子であった


電話でのいきさつを当時の店長に報告して、終了後一目散に池袋へ行くことになった




1時間後・・・・
俺はタクシーの中で、景色のない窓をながめ、さっきのTELについて考えていた・・・・

(なんか急な話で、大丈夫かなぁ?・・・・一抹の不安もあったのだが・・・)
あんなキレイなコの誘いをことわるわけいかいないしなぁ・・・
友達もいるとかいっていたけど
こっちももうひとり連れてって『ただの飲み会』にだけはなりたくなかったのである
(この手に何回引っかかったことか!!)

K実は20歳で顔も万人受けするし、スタイルも申し分なかった。
どこのお店で働いても
それなりの稼ぎをあげるであろう! ただ彼女の彼氏が闇金融をやっていると聞いていたのが
ネックであったぐらいで、どうしても入店させたかった。

彼女とはお店で初めてあってから、一年が経とうとしていた

もちろん、日頃 近くに寄った際には 食事をしたり、お茶をしてりして、
勤務していたキャバクラのやめさせ時をさぐっていたのではあるが・・・・(結構使っていた・・)
最近は他のコに忙しく・・・
こんな夜にお誘いなんて 正直 驚きであったのも無理はないのだが・・・



池袋の指定されたお店は3階で、
2階と4階は『居酒屋』があった

たしか 携帯で話した時はBARなんていっていたくせに・・・・・・
看板がとても『BAR』には見えなくて・・・・どうも怪しい!

しかしここで、引き下がるわけにもいかず・・・3階まで上がり 戸を開けた


・・・・・カラオケかっ!ざわめき声が聞こえる・・・


『いらっしゃいませー』『いらっしゃいませー』

元気な声だけが、『居酒屋』であった(泣)


ヒエー出たっ!(わかっているのにやっぱり驚く 俺???)



まるでその昔 ジャニーズの合宿所から 集団脱走したような面子が一斉に振り向いてきた!

(やっぱり ホストかよっ!騙された〜)
失敗したなぁと早くも後悔していると・・・・

K実が笑顔で手招きしていた(おいおいこのオンナ・・・)
嘘をついてまで・・・呼びやがって!
怒り心頭ではあったが・・・・(これで明日からウチで働いてくれれば)との思いから

笑顔で応える俺(顔はひきつっているだろうなぁ)



『ごめんねっ!適当に飲むトコなくてさぁ〜知り合いのトコ来ちゃったー』
嘘丸出しの言葉を頂き、ふと横の友達を見た・・・


・・・・・・・・う〜ん(黙)

お友達は『ドラえもんの声でおなじみの
大山 ノブ代を20歳若くした感じのコであった』(藤子不二雄さんスマン)


・・・やっぱりかわいいコの連れは期待できない!

どうでもよくなって 乾杯なんてしていたら・・・・指名?の彼氏がやってきた!(火山 噴火 1分前)



『こいつかぁ・・・・俺の女無理やり働かせようとしているの・・・・』(火山 噴火 30秒前)




いきなりこれである・・・・さらに『のこのこ会計払いに来たのか?』なんていわれ(火山 噴火 15秒前)



・・・・・・・・・・ブチ

・・・・・・・・・・ブチブチ


『えーそんなことないですよっ』(物腰はやわらかく 火山 噴火 10秒前)


『ちょっとやめてよっ!』と合間にはいるK実 
(だったら、こんなトコ呼ぶなよーとつっこみたくなる俺!)

来た早々こんなトラブルである!

彼女の前でカッコつけている名も知らないホスト
VS
明日からお店に働かせようと企んでいる俺

勝負したくねー(ばかばかしい)

お店は混んでいたが、ホストは20名ほどいるみたいで、

絶体絶命のブルースリー状態になってしまった。

さしずめ

相手は酒がはいっているであろう 『酔券』使いの ジャッキーチェンか??

『おいこら、くそがき』なんて、言ったら K実との関係は 予定数終了でドル箱没収であろう!

といっても好き好んで 『100人組手』したくないので 早々と帰ろうと決意した!

(こんなとこ平気で誘う K実も もういいや!)


そして会計を彼氏に渡された

なんと『お会計』は『ご・・・五マンエン!』



(火山 大噴火 )



俺は・・・・・・

『入り口で払うよっ』と ふいに500円玉を投げつけ

  その彼氏の鼻に一発かまして店を飛び出し・・・・

カラオケの雑音とその彼氏がうずくまっているスキに

朝焼けのサンシャイン通りをダッシュした(情けなーーーーーーーい)


その後、会計をボッタくろうとしていたホストからは追い込みを受けるはずもなく・・・・・
     店はすぐ潰れたらしい・・・・

その後、ダッシュした通りに5年後には カラーギャングが徘徊するようになり・・・
      誰も夜中はその辺りのことは判らないらしい

そして、その後 あの1件で連絡も取らなくなった K実ちゃんは・・・・
      たぶん彼氏に騙され稼ぎのいい
      『ヘルス(風俗)』で働いているとのこと。。
      (そのホストが彼氏かどうかも謎である)



・・・・・・・・・・


えっ そのK実ちゃんが 
なぜヘルスで働いているのを
知っているかって・・・・???








それは、その半年後 ヘルスでNO1を指名したら 

偶然ばったり本人と逢ってしまったからである
・・・・

『あの時はごめんネッ』


『全然気にしてないよー』笑顔の俺!








だってその時 ヘルスでK実ちゃんに

『お店で禁止されている行為』をしてもらったから・・・・ふふふっ





気持ちよかったっす!!(死ね おぬし!)


終劇


1勝 2敗  今回の被害 タクシー代10000円 飲み代 500円

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